『頌栄っ子は、トラブルに強い!』 小学校の先生に言われた言葉です。

息子が小学1年生の時、学校のトイレでお友達2人がケンカしてたそうです。
1人の子が、「先生呼んでくる!」と言った後に、息子は、「先生はケンカに関係ないんだから2人で話し合いなよ」
と言ったらしいです。そして、私にこう言いました。
「ママ、何でみんなすぐに先生を呼びに行くの? 先生はケンカに関係ないよね?」

小学生になってこんなしっかりした言葉を言えるとは思ってもいませんでした。
これは、頌栄幼稚園で培った日々の積み重ねの力なのだと感じました。

主体的な保育を幼児期に経験させてもらえる子どもと親は本当に幸せです。
先生方は、声に出してしまいそうな言葉をグッと堪えて、子ども達の力を信じて側で見守ってくださっています。大人が介入したらすぐに済むことを子ども達にじっりくと経験させてくれるのです。

ですが、私は、『ケンカやトラブルは子どもの成長のチャンス』だと思えるまで、少し時間はかかりました。
「お友達に譲りなさい」「順番守りなさい」「仲良く遊ぼうね」こんな言葉ばかりを我が子にかけてる時期がありました。

トラブルを回避するため、先回りしてしまい、本来は経験できるはずの、、、
悔しい、悲しい、気まずいな、また一緒に遊びたいけどどうしたら良いかな、何て言おうかな、、、
子ども達から『感じる心』『考える力』を奪ってました。
そんな私も、頌栄の子どもが主体という保育に出会い、声のかけ方を変えてみました。
今現在もそうですが、先回りする度に、「あ!またやってしまった!」の繰り返しです。
ですが、幼児期に主体的に見守られてた息子は、ちゃんと言ってくれます。
『お母さん、心配しなくて良いよ。僕が失敗しても、出来なくても、心配して言わなくて良いからね。』

今、息子は、4年生になりました。
「僕はリーダーに向いてる!」と自分で言っています。親からすると、どこが!?という感じですが、、、
本人は、「みんなの意見をまとめれるから」とそんな事を言ってました。
頌栄幼稚園の『待つ』『見守る』保育に出会ってなければ、私は今も子どもの思考力や可能性を止めてしまう声かけをしてたと思います。幼稚園の先生方、一緒に見守ってくれる保護者に支えられて私自身も成長していけることに今も感謝しております。

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