頌栄幼稚園園舎移転のお知らせ
日頃より学校法人頌栄保育学院ならびに頌栄幼稚園へのご理解とご協力、あたたかいお支えを心より感謝申し上げます。
1889年にA.L.ハウ宣教師によって設立された頌栄幼稚園は、県庁近くの中山手でその歴史をスタートし、1980年に現在の御影山手に移転しました。以来45年が経過し、震災を乗り越えて大切に使ってきた園舎も老朽化が進みました。
今後も長く頌栄の保育を提供し、保育の使命を全うするためには新しい園舎が必要となります。
そこで、2026年度より、かつて専門学校があった鴨子ヶ原キャンパスの建物と、ハウ先生を記念したハウ記念館を新たな園舎として大改修し、移転をするプロジェクトを立ち上げました。
鴨子ヶ原キャンパスは森と隣接しており、今まで以上に自然とふれあう保育は子どもたちの成長に大きく貢献すると期待しています。また、自然保育はフレーベルの教育思想やハウ先生の理念とも密接に関わっており、「頌栄の保育」が充実する機会ともとらえています。その一方で、工事中の安全確保や駐車スペースの問題等を心配している方もいるかもしれません。新園舎に移転した際の登降園ルートや手段に不安を感じる方の声も伺っています。
これらの課題については、学院の方針が定まった段階でお知らせする予定です。もうしばらくお時間をいただきたく思います。
また現在の園舎、園庭への思いや愛情を抱いている方も多く、寂しさや残念さを感じている方もおられます。
しかし、これからも頌栄幼稚園を存続させ、保育を通して神と人とに仕える営みを継続するためには必要な決断であったことをご理解いただきたいと思います。
そして、新園舎での保育を通して、そのような寂しさや残念さを払拭するような取り組みを推進し、子どもたちの心と体の成長のために、子どもたちの魂の成長のために力を尽くしてまいります。
今後とも、頌栄保育学院、頌栄幼稚園の歩みのためにお祈りとお支えをよろしくお願いいたします。
2025年4月
頌栄保育学院 理事長・院長 相澤 弘典
頌栄幼稚園 園長 厨子 直子
情報を更新いたしましたら、お知らせにてお伝えいたします。