「色々と言って聞かせてやらないと…。でも、躾はどこまでどの程度すれば良いの?」と、子育てで大事にすべき指針を掴めず不安に感じながらの長女の入園。 そんな私に、園での保育は、待つことの大切さを教えてくれました。 子どもには、もともと備わったチカラと個性がある。それを信じ大事に見守る事を土台に、してはいけない事は一貫して毅然と伝える。 一見簡単そうだけど、日々の生活で実践するには、かなり難しいこの事を、園の先生たちが子どもに関わる姿勢から学びました。 子どもの力を信じて待つと、自分で考えて動く力と、自分を信じられる力を育むのだと。 そんな環境で過ごした小学校高学年の我が子は、持って生まれた個性をそのままに、でも、自信を失う事なくマイペースに過ごしています。生きていく中で何よりも大切な、「ありのままの自分で良いよね」と思える感覚を育んでいただけた事に感謝しています。