年中少の頃は、集団での活動にあまり興味がなく一人だけ別の場所で遊んでいたり、行事にもほとんど参加していなかった。
私自身そのことに深く悩んだ時期もあり、先生方に話を聞いてもらったり園の育児相談を利用したり、外部の相談機関に通ったりもしたが、頌栄の先生方はいつも息子の気持ちに寄り添い決して否定することなく、ただただ待って声をかけてくれ、彼にとって家族以外の一番の味方、一番の理解者でいてくれた。
頌栄の暖かく穏やかな時の流れではない小学校に入ったら、この子は潰れてしまうんじゃないかという不安、個性を伸ばしてやりたいがある程度で線引きが必要なのではという葛藤、親として心穏やかではいられない時期もあったが、今誰よりものびのびとありのままの姿で小学校を楽しんでいる。
待ってもらえた、受け入れてくれたという経験が、今は自分が人に寄り添ってあげる原動力になっているように彼を見ていて感じる。困っている人にいち早く気づく姿、何かあったら先生を呼ぶのではなく相手の気持ちを聞き自分の気持ちを伝え話し合おうとする姿、今本当に頌栄幼稚園で培った「生きる力」が発揮され輝いています。
勝手な自由、わがままな自由ではなく、本当の自由を頌栄でずっと経験させてもらえていたんだなぁと、4月からの彼の成長ぶりを見て改めて頌栄幼稚園とご縁があって良かったと感謝の気持ちが溢れている。
これからの成長が楽しみで心待ちでならないのは、頌栄幼稚園のおかげだと思っている。